梅雨の体調不良

梅雨の体調不良

梅雨になると 何となくスッキリしなかったり 怠さ・頭痛・様々な不調を感じる方も少なくないと思います。

一般的に梅雨時期は、寒暖差の影響で自律神経やホルモンバランスが乱れ水分代謝が落ち不調を感じる方が多いそうです。

そんな梅雨を快適に過ごす為に 原因と対処法を今のうちに確認してみましょう!

梅雨の体調不良

症状と原因

▲倦怠感 眠気

しっかり寝たのに怠さが取れなかったり、日中も眠気が取れない時はありませんか?

原因の1つに 梅雨時の気候や気圧の変化により、自律神経が影響を受けている可能性があります。

本来人間は日中活発的に行動している時は「交感神経」が優位となり、眠る前やリラックスしている時に「副交感神経」が優位になることで、自立神経のバランスが保たれて正常に機能しています。

しかし、梅雨の気候や気圧の変化によって自律神経に影響が出ることで、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、それにより 怠さや眠気を感じやすくなります。

 

 


 

▲めまい 頭痛

梅雨時にめまい、頭痛を感じる方も多いと思います。気圧の変化が原因の1つと言われています。

梅雨の低気圧の変化によって 気圧を感じ取る耳の中の「内耳」という器官が反応します。内耳が気圧の変化を感じ取ると交感神経が活発になり体温を上昇させたり血管を収縮させたりします。

血管が収縮する事で頭痛が起きたり 交感神経が優位な状態が続くことで体が緊張でこわばり、血行不良になりやすくなりめまいも起きやすくなったりと複数の要因が複雑に絡まって症状が出ます。


 

▲むくみ

梅雨に感じる むくみ。女性は特に多いかもしれませんね これは、湿度が関係しています。

私達の体は気温が高くなれば汗を出し体温の調整をしますが、湿度が高いと体内の水分を汗として出しづらくなります。その為 水分代謝が落ち体の中にどんどん余分な水分をため込みやすくなるのです。


 

▲憂鬱感

雨の日は、気分が落ち込む事がありますよね。実は梅雨時期に起こる「気圧性うつ」があるんです。

何度か説明させて頂いている自律神経の乱れも影響がありますが、他の要因としては太陽光不足・運動不足も挙げられます。

私達は、朝太陽の陽の光を浴びる事によって「セロトニン」「メラトニン」「ビタミンⅮ」が活性化されます。

 

セロトニン人間の精神面に大きな影響を与える精神物資
朝の目覚めを良くしたり、心のバランスを維持する
メラトニン脳の松果体で睡眠サイクルと深い関係のあるホルモン
通常、昼間に分泌が抑制 夜間に促進され健康な睡眠に導く
ビタミンⅮ日光浴によって生成
うつへの効果がある

 

梅雨時期は日光を浴びる事が普段よりも困難だったり運動が億劫になる為 上記の物質が不足し鬱っぽい感覚が出てきやすくなります。

 


 

梅雨時期も楽しく過ごすために!!

今から出来る♪対処法

食生活

食事は体を作る素です。食事内容を見直して元気に梅雨を乗り切りましょう♪

梅雨時の体調不良は、体内に水分がたまることが原因のひとつです。そのため梅雨時には体内の水分を排出しやすくする食べ物が最適です。

納豆・ホウレン草・きゅうり・バナナ・きのこ・緑茶などは、水分排出を促すカリウムが多く含まれていておすすめです。

また、ショウガやニンニク・キムチなどは胃腸の働きを促進するので内臓の働きも助けてくれますよ。逆に冷たい飲み物を過剰に摂取しすると 内臓が冷えて体調不良につながることもあるので気を付けて見てください。

 

 

生活習慣

梅雨は気候の変化で自律神経が乱れやすくなります。自律神経のバランスを良くするには、運動がおすすめです!

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行うことで血液循環もよくなり 「メラトニン」「セロトニン」の分泌も促せます。

また、入浴のタイミングに気を配ってみましょう。人は体温が下がってきたときに眠りに入りやすくなるため、寝る1時間くらい前に入浴を済ませられるとスムーズに眠りにつくことができます。

普段シャワーの方も不調を感じていたら是非38~40℃のぬるめのお湯にゆったり浸かってみてください。お好きな香のバスソルトや音楽を流して半身浴するのもいいですね!

梅雨の怠さにオススメのツボ

陰陵泉【いんりょうせん】

体内の余分な水質を除去

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[位置] 足の内くるぶしから骨の内側を真上に辿っていくと指が止まるところ。

丁度そのあたりで骨はカーブ。膝下内側にある太い骨の真下あたりになります。

 

内関【ないかん】

自律神経バランスを整える心を落ち着ける

 

 


 

 

いかがでしたか??

雨は憂鬱になりますが、自然の恵みですね♪♪

御自分に合った対処方法を選んで6月も楽しい気持ちで過ごしましょう♪